原神やドラクエなどのアニメ風ゲームから学ぶトゥーンレンダリングとは?

ドラゴンクエストⅪやウマ娘でも使われているトゥーンレンダリングの技術。今回は身近なゲームから、アニメ風のゲームに使われているトゥーンレンダリングの技術をわかりやすく解説していきます。アニメ風の3Dゲームを作りたい人におすすめの記事です。Unityでもこの技術は使えるのでぜひ試してみてください。
トゥーンレンダリングとは?
3Dモデルを写実的ではなく、非写実的な2Dイラスト見えるようにする技術です。
イラストのように、平板で境界線のはっきりした陰影をつけるシェーディングを行うことから、一般的にトゥーンシェイドと呼ばれています。
専門的にはトゥーンシェーディングやセルシェーディングとも呼ばれるようです。

バイオハザードはリアルでハラハラドキドキするゲームの雰囲気なので写実的な3Dモデルが良く似合っています。
一方、ドラクエなど現実味がないファンタジーな要素を持つゲームほどアニメ風の3Dモデルが似合いますよね。
3Dモデルをイラスト風に見せる技術がトゥーンレンダリングなのです。
ゲーム以外にアニメにも使われている
「ONE PIECE 3D 麦わらチェイス」や「NARUTO -ナルト- THE CROSS ROADS」、さらにラブライブのダンスシーンなどに使われています。
アニメ制作も一枚一枚イラストを書くより、一部の動きだけでも3Dモデルを動かしてアニメ風にレンダリングした方が予算が抑えれるといったメリットがあります。
ドラクエⅪ・ウマ娘・原神などのイベントムービーと同じ要領ですね。
トゥーンレンダリングはどのソフトで使える?
トゥーンレンダリングの機能を標準搭載しているCG制作ソフトは以下の通りです。
- Unity
- Blender
- Maya
- SOFTIMAGE 3D
- SOFTIMAGE XSI
- 3ds Max
- LightWave
- MotionBuilder
- Cinema 4D
- DAZ Studio
- MikuMikuDance
- modo
- Shade
まとめ
トゥーンレンダリングは3Dモデルをアニメ風にレンダリングできる技術!
アニメ風のゲームを作りたいなら、まずはUnityから触ってみることをおすすめします。
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