【物件選び】今知っておくべきインターネット使用料無料物件のメリット・デメリット

　自宅で動画を楽しんだり、オンラインゲームをたくさんしたい。インターネット使用料無料の物件なら月数千円の光回線代が浮くしお得かもと考えて多くの人が契約しがちな条件です。しかし、人によっては大きなデメリットになり、逆に損になる場合があるので注意が必要です。

インターネット使用料無料物件とは？

　集合住宅としてインターネット回線を引いており、住人は無料でインターネットを使える代わりに全住民で一つの回線をシェアしている状態です。

　一人でも多くの住人が住んで家賃を払ってくれた方が大家さんにとって得だからですね。

　しかし、その理由を探る必要があります。純粋に周囲の集合住宅との競争が激しいという理由でわざわざ契約してくれているのなら良いのですが、建物の電波状況が悪すぎて住人が離れていく物件の場合があります。

　内見の時は部屋の電波状況も気にしましょう。

　もし電波が悪いのであれば、物件のインターネット設備に異常が起きた時に満足にスマホを使えなくなる可能性があります。

毎月の通信費が抑えられる

　最大にしてたった1つのメリットがこれです。

　個人で光回線を契約すると毎月数千円の出費が増えていきます。

　その分を節約したい人にとっては物件を選ぶ決め手にもなり得るメリットですね。

週末や夜は通信が遅くなったり不安定になる

　１つのインターネットを全住民で共有するので、複数人で動画を視聴したりするとインターネットが遅くなります。

　夜にじっくりと動画やオンラインゲームを楽しみたい人にとっては毎日がストレス状態に変わってしまいます。

自分で光回線を契約できない場合が多い

　筆者は光回線の営業の経験があります。チーム内トップの成績を取った経験があるのですが、非常に多くのお客様から「家はインターネット無料なんだけど通信が遅い。本当は俺も光回線を契約したいんだけど、他の回線を契約できないルールになってるんだよね」と意見を頂いていました。

　そして、せめて光回線以外のWIFIを、とモバイルWIFIを契約した方もいましたが、モバイルWIFIも電波が込み合う時間帯になると通信が遅くなったり、ギガ数の制限もあります。

　家で動画を観たり、オンラインゲームをしないのなら節約になるのでインターネット使用料無料物件がおすすめです。

　週末や夜も快適にインターネットを使いたいなら自分で光回線を契約した方が良いでしょう。

　筆者も光回線を契約し、不自由なく動画を楽しんでいます！